購入手続きで注意することと契約までの流れ
不動産投資は高額な取引となりますので、万に一つも購入時のトラブルは避けなければなりません。
一方で短時間で購入の決断をして売買契約を締結をしないといけないなど、時間がないこともあります。
そのような場合でも慌てたり、ミスをすることがないよう契約締結から物件購入までの手続きで注意することを確認しておきましょう。
売買契約を結んではじめて融資申込ができる
- 買い付け申し込みで合意出来たら売買契約を締結する
- 契約時には物件価格、契約条件などの細則を詰めていく
- 売買契約の締結後、融資の申し込みをする
買い付け申し込みをして価格交渉をして、双方が取引価格に合意できたらいよいよ売買契約を締結することになります。
買い付け申し込みで交渉した価格はおおよその価格ですが、契約段階では詳細な価格や契約条件を詰めていくことになります。
売買契約を締結することで銀行への融資申込をすることができますが、融資の申し込みをスピーディに行う必要がありますので、契約を詰める段階で融資申込に必要な書類を揃えていきましょう。
購入手続きで注意すること
- 物件価格、契約条件の交渉
- 「重要事項説明書」と「売買契約書」の作成
契約時にまず注意するのが最も重要な「物件の価格」です。
売り主が提示した価格に対して指値(値引き)をしていない場合、物件の価格はもともと売り主が提示した価格で売買契約の手続きをすることになります。
値引き交渉をしていた場合は、契約手続きの前に詳細な価格交渉が行われます。価格交渉と合わせて特定部分の修繕をしてもらうなどの約束をする人もいますので、そのような内容で合意した場合はきちんと契約に盛り込んでもらうようにしましょう。
価格交渉は多くの人にとって最もこだわりたい部分であり、後々トラブルになる部分でもありますので交渉については慎重に行うようにしましょう。
交渉術として交渉を引き延ばすなどの戦術を取る人もいますが、人気の物件だと交渉権を他の人に移すという選択肢も売り主にはありますので、買い手と売り手の力関係を考えてほどほどにするようにしましょう。
仲介役の不動産会社は契約がなくなることを恐れるので、急かすようなことを言ってきますが、不動産屋に急かされているからという理由で焦る必要はなく、優先交渉権を失うリスクは考慮しながら納得のいく交渉をするようにしましょう。
売買金額が決まると売り主側の不動産会社が「重要事項説明書」と「売買契約書」などの契約書類が作成されます。
■契約までにチェックする書類
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 登記簿
- 管理規約(区分所有の場合)
- 管理組合の決算報告書(区分所有の場合)
- 賃貸契約書のコピー(オーナーチェンジ物件の場合)
書類を受け取ったら内容をきちんと確認をして、合意内容と相違ないようでしたら契約締結の手続きに移ります。
契約書の内容は徹底的に確認する必要があるので、疑問点があれば細かいことでも不動産会社に確認するようにしましょう。
契約書をチェックする時には、マイソクの内容と契約書の内容が一致しているか、違約金や権利関係などは特に入念にチェックします。
不動産取引に詳しい知人や不動産取引の経験がある司法書士などの専門家に依頼して、二重三重のチェックと専門家の目を入れることを強くおすすめします。
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