融資申込に必要な書類と準備時の注意点

公開日:2015年7月4日 最終更新日: 2016年1月7日
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融資を申し込む時には融資申込書を作成して金融機関に提出することになります。

金融機関の担当者にとっては重要な判断材料となりますので、融資の成否を決めるという意味でも融資申込書類は非常に重要な書類です。

本記事では優位申込書類の種類や作成方法を見ていきましょう。

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融資申込に必要な書類

■融資申込に必要な書類

  • 住宅地図、路線価図、構図、建物図面、登記簿、評価証明
  • マイソク、売買契約書、重要事項説明書
  • 物件の写真、周辺環境の説明、収支計画
  • 過去3年分の収入証明(源泉徴収票、確定申告書、決算書)
  • 住民票、運転免許証のコピー、履歴書

融資申込に必要な書類は物件に関する書類と借主に関する書類の2つがあります。


物件に関する書類

物件に関する書類は住宅地図、路線価図、構図、建物図面、登記簿、評価証明などなど様々な書類が必要になります。通常は不動産会社がほとんど準備してくれるので取り寄せるようにしましょう。

自分で準備する必要があるのは物件の写真や周辺環境の説明です。内見時に物件の写真を撮ったり、周辺環境をチェックしてメモしておくのが良いでしょう。

収支計画も自分で準備をする必要があります。基本的には融資の返済計画となりますので、返済が完了するまでの収支を計算して作成し、最低限初年度の収支計画を作成する必要があります。

作成はエクセルなどで簡単に作成することができますので、わからない人はインターネットで「収支計画表 フォーマット」などで検索するとフォーマットも山ほどありますので活用するようにしましょう。

想定の家賃収入と諸経費、税金、返済金額を計算して黒字になっていることを証明できれば問題ないといえます。


借主に関する書類

借主に関する書類は基本全て自分で準備する必要があります。

収入証明書、住民票、身分証明書のコピーのほかに経歴書を求める銀行もあります。

収入が証明できる書類は、会社員の人は源泉徴収票となりますが、自営業の人は確定申告書だけでは不十分とされることもありますので、納税証明書を取得するのが収入を証明するのに最も有効です。

経歴書は不動産会社に渡す書類としても使えるもので、一度作れば更新していけば良いので、どこかのタイミングで作成しておくと良いでしょう。

すべてを準備できたら見やすくきれいにまとめて、融資申込書類として一つの書類にしておきましょう。A4で統一してホチキス止め、表紙や目次、ページ番号などを振ると書類としての体裁が整います。

これらの書類をまとめたらいよいよ銀行に行って申込書類として提出します。


融資申込書類は複数用意する

金融機関の融資審査は非常に厳しいものですので、融資申込をした一つ目の金融機関で融資が決まることはまずありません。

一つの金融機関で断られたらすぐに次の金融機関に融資申込をすることになりますので、すぐにたくさんの金融機関を回れるように融資申込書類は必ず複数用意をするようにしましょう。

ローン特約の期間は2週間から1か月が一般的で、その期間に融資が決まらないとせっかくの買い付け申し込みがキャンセルとなってしまいます。

融資の審査が下りないのであれば仕方ありませんが、自分の準備不足で物件を購入できなかったということはないように万全の準備をして融資申込に臨むようにしましょう。



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