事業計画・分析
不動産投資は20年30年と渡って継続する事業ですので、投資を始める際には長期的な事業計画が必要になります。ローンを組む際には金融機関に資金計画を提示する必要がありますので、多くの人にとって事業計画を立てるのは必須といえます。
また投資活動なので、どれくらいもうかるのか、あるいはどれくらいリスクを取っているのかなどを数値や指標で定量的に把握する必要があります。
不動産投資において事業計画を立てたり、収益性、安全性などを分析することはとても重要ですので基本的な事業計画や資金計画の立て方、また各種指標の意味や分析方法などを紹介しています。
事業計画の基本
- 投資計画、資金計画の立て方
- 不動産投資のシミュレーション
- 出口戦略の重要性と立て方
- 不動産投資の代表的な戦略
- 投資資金の回収期間
- 金利の影響と金利の決まり方
- 不動産投資で「利益を出す」ことの意味
- 利回りは販売会社が操作できる
- 事業計画時の想定家賃の設定
- 広告で見る不動産投資の利回り
- 不動産を貸す時にかかる諸費用
- 決算書を見て物件の収益性を判断する
不動産投資の分析指標
- 不動産投資における投資物件の分析と指標
- 表面利回り(グロス利回り)
- 実質利回り(ネット利回り)
- 表面利回りと実質利回りの違いと意味
- ROI
- キャッシュフロー
- ROIとキャッシュフローをコントロールする
- NOI利回り
- CCR(自己資金配当率)
- K%(ローン定数)
- PB(資金回収期間)
- LTV(負債比率)
- BEP(損益分岐点)
- DCR(債務回収比率)
- 稼働率の計算方法
不動産投資は物件購入時点で投資の成否が決まると言われているほど、購入してから収益性を高めるのは難しい投資です。どのような物件を取得するか、また投資期間中のキャッシュフローがどうなるのか中長期的な事業計画を策定することが重要になります。
事業計画は投資の利益だけでなく、現金がどのように発生するかを示すキャッシュフローも重要になりますので、減価償却費や税金などできるだけ購入時点で詳細な情報を考慮して計画を立てます。
不動産投資も株式投資などと同じく投資の分析指標を使って投資成績を評価することになります。指標は星の数ほどたくさんありますが、大きく収益性、効率性、安全性の3つを評価し、投資判断をしていくことになります。
収益性、効率性を高めると投資の安全性が低くなるなど、すべてにおいて満点の投資法はありませんので、指標の分析をすることで自分がどのようなリスクを取って投資するのかを把握することも重要です。
不動産屋や金融機関と話をする上でも指標を知っていると話が早いですし、「素人ではないな・・」なんて思われて下手なことを言われなくなるかもしれません。。