ハッピーリタイアメントを実現する家賃収入や収益不動産の購入金額
会社員の人が不動産投資をすることでハッピーリタイアメントを実現することができます。
ハッピーリタイアメントという言葉はすごくふわっとした言葉ですが、一般的には「働かなくても必要なだけの収入が得られていて、自立した生活ができている状態」とされています。
ハッピーリタイアメントに必要な具体的収入
- ハッピーリタイアメントに必要な収入は人それぞれ
それではハッピーリタイアメントを実現するにはどれくらいの収入や資産が必要でしょうか。
人によって求める生活や収入は異なりますので、一概には言えませんが仮に必要な収入を普通の生活をするだけの年収600万円とすると、月に50万円の不動産収入が必要になります。
年間600万円を得るには、多少(10%程度)の空室が出て、フルローンで投資するとして家賃に対するローンの返済が受取家賃の40%、固定資産税等の諸経費が受取家賃の20%程度と家庭すると、手取り収入600万円を得るには2,000万円程度の家賃収入が必要になります。
利回り12%とすると約1億6,600万円分の物件を取得して、想定通りに入居者が入れば望む収入を得ることができます。
「ハッピーリタイアメントと言うからには1,000万円の収入が欲しい」とい人であれば、同じ前提条件だと2億7,500万円分の物件を取得できれば収入を得ることができることになります。
やはりハッピーリタイアメントを実現するには、かなりの金額の物件を取得する必要があるといえます。
ローンが残ってるとリタイアできない?
また、現実的には空室率が少し悪くなると収益性が悪化しますし、ローンを組んで購入していると物件価格に近いローン残高があることになるので、なかなか簡単に本業をリタイアして不動産投資一本にという選択をできる人は少ないようです。
現実的には上述した億単位の収益不動産を取得して、安定した収益を出せるようになり、かつローンの残債がある程度減ったところでリタイアという選択をすることができるのかもしれませんね。
期間25年のローンとするとローンの残債が20%以下になる、ローンを組んでから20年経過したくらいがリタイアのタイミングかもしれません。
投資開始から20年必要になると、30歳からうまく不動産を取得していてもリタイアするのは50歳になります。
30代や40代でリタイアをする「アーリーリタイアメント」を目指す人にとっては不満かもしれませんが、本当に会社をやめたければやめることはできるので、まずはローンがあろうがなかろうが不動産投資から得られるキャッシュフローが望む収入を満たす状態を作り出すことを目指すと良いでしょう。
個人的には、そもそもお金持ちになるのに焦る必要はありませんので、気長に取り組むのが良いと思っています。
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