ハワイでの不動産投資の特徴と注意点
ハワイへ毎年のようにバカンスや旅行に行っている人は多く、日本人はハワイに対してポジティブな感情を持っている人が多いです。
不動産投資家として海外に投資を考えた時にハワイの物件を取得したいと考える人もいます。
ハワイの物件を持っているということで精神的な満足感も高いですし土地勘がある人も多いので、全くわからない場所と比べると手を出しやすい場所と言えるでしょう。
そこで本記事ではハワイで不動産投資をする時の投資としての特徴や注意点を見ていきたいと思います。
ハワイでの不動産投資の特徴
ハワイは約1万6,000平米の面積に130万人が住んでいるアメリカのリゾート地域です。
年末年始や夏休みなどには多くの日本人をはじめとした観光客が訪れる観光都市で、日本人が多く訪れることから公用語の英語以外にも日本語が通じるお店や人が多くいます。
気候は常夏の島で平均気温24度と年中暖かく、日本とは違い湿度が低いのでカラッとして気持ちの良い気候です。
流通する物件はワイキキ、アラモアナなどの中心の人気地区が中心で、コンドミニアムや広めの戸建てなど、こちらもイメージ通りのリゾート用の物件が中心物件となります。
その他にもハワイの高級住宅地であるカハラ地区や閑静な住宅街であるなマノア地区やマキキ地区の物件も売買されていて投資の対象となります。
賃貸の需要は堅調ですし、ハワイに別荘を買いたいという需要があり売却価格も堅調ですので、投資全体のパフォーマンスを向上させます。
ただし割高な物件も多いので、利回りは低めで国内の物件と変わらない利回りの物件も多くあり、投資としてのうまみはそこまで大きくありません。
またハワイには日本における土地の公示価格や路線価といった土地の価格が公表されていませんので、実勢価格しか土地の価格を知る術はありません。
そういう意味ではハワイで不動産投資をする際には、日本以上に土地の相場観や自分の中での判断基準を持つ必要があります。
制度的な特徴としては特になく、ハワイはアメリカの法制度が適用され、アメリカは多くの外国人投資家に投資してもらうため、外国人投資家の制約が特にありません。
ハワイの不動産投資は純粋な投資案件として見た時に特筆するような利回りというわけではありませんが、ハワイに土地勘や人脈がある人も多いので、そのような人にとっては他の海外不動産よりも手が出しやすくなります。
また不動産投資をしていく中で、ハワイに行く必要も出てきますので、その際は必要経費として課税所得から差し引くこともできます。
ハワイへの渡航費用を経費にできるというのは一部の人にとっては大きな魅力ですので、そのような目的でハワイの収益不動産を取得する人もいます。
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