値下がりしにくい土地、エリアの特徴と物件を探す時のポイント

公開日:2015年6月22日 最終更新日: 2016年1月3日
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不動産投資をする上で空室リスクと並んで怖いのが土地や建物の下落リスクです。

出口戦略(売却戦略)にも影響が出ますので、できることなら値下がりしにくい物件に投資をしたいというのがすべての投資家の思いだと思います。

建物は経年により値下がりがありますが、土地は地域と相場・景気によって価格が変動することになりますので、本記事では値下がりのしにくい土地を見極める方法を紹介したいと思います。


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値下がりしにくい土地の特徴

  • 都市部近郊の土地
  • 公共交通によるアクセスが良い
  • 駅から近い
  • 周辺環境が良い
  • 賃料水準が高い

土地の値段が下がりにくい場所は、簡単に言うと人の集まる需要のあるエリアで、一言で言うなら「都市部近郊の土地」といえます。

東京であれば丸の内や渋谷、新宿、池袋、大阪であればなんばや梅田、名古屋であれば栄など経済の中心都市で仕事も遊びも出かけるような中心都市へのアクセスが良い場所です。

地方都市であれば中心部に徒歩や自転車で行けるくらいの場所や電車ですぐいける場所がアクセスの良い土地ということになります。

世田谷や白金や芦屋などの一部の高級住宅街を除くと、通常は電車利用をする人がほとんどですので、駅近であるほど便利でその分土地も高く安定しています。

周辺に商業地や人の集まる場所があると便利になりますので、土地の値段は下がりにくくなります。ただしあまりに繁華街になると逆に治安や騒音の面ではマイナスになりますので、ほどよく人が住むのに便利な生活環境が整った場所は、人の需要があり土地の値段も下がりにくくなります。

これらの場所は人気のエリアとなっていますので、賃貸の家賃水準が周辺に比べて高くなっています。地理的要因や地域の文化的側面など一時の流行で家賃が上がっているのでなければまずその後も需要があり続けますので、家賃も高水準を維持することになります。

このような土地は住宅用にも投資用にも需要がありますので、当然土地の値段も下がりにくくなります。

場所や利便性、生活環境の良さなどが凝縮されたものが家賃水準に表れていると言っても良いので、家賃相場を見るだけでもぱっと値下がりしにくいエリアを見つけることはできます。

以上が値下がりのしにくい土地の特徴です。

これらすべてを満たす場所は一般的に知られた高級住宅街であったり人気エリアですので、不動産の価格も高く手も出ないという人が多いかもしれません。

ただ人気のエリア以外でも、これらの要素のいずれかを満たしていればある程度の需要が見込め、大きな値崩れをしない物件といえますので物件を探す際の参考にはなります。

収益不動産を探す際にはこれらのポイントをチェックして、少しでも土地や建物の値下がりがしにくい物件を探すようにしたいですね。

人気のないエリアや人気のない物件を格安で購入し、リフォームでバリューアップして収益を上げたいと考えている人もいると思いますが、人気のない物件は売却する時に苦労することになりますので、出口戦略も含めてきちんと検討し計画を立てることが重要になります。



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