マンション価格の下落リスクとその対応

公開日:2015年8月23日
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マンション投資をする上で気になるのは不動産価格の下落リスクです。

マンション投資に限らず不動産投資全般のリスクといえますが、いくら家賃収入が順調に入っても不動産価格が大幅に下落をすると売却時に大きな損失が出ることになり、投資全体の損益を大きく悪化させることになります。


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マンション価格の下落リスク

  • 相場の変動による価格下落
  • 築年数の経過による価格下落

マンション価格の下落は相場の変動と築年数の経過による2つの意味があります。

まず相場による変動ですが、マンションの取引価格は不動産市況によって左右されますので、どうしても価格は変動することになります。

リーマンショックなど世界的な不景気となると不動産価格は一気に下落します。またマンション投資は長期で物件を所有することになるので、10年20年後には不動産価格がどうなっているかわかりません。

また10年、20年と所有をすることで物件の築年数が経過することになりますので、築年数の経過とともに物件の価格は下落するのが一般的です。

このように不動産投資をする場合、物件価格は基本的には下落することになりますので、築年数の経過による価格下落と相場による変動である程度損失が出たとしても、十分収益があがる家賃収入を得られるように投資することが必要になります。

各地域のマンション価格の状況や推移は賃貸経営情報サイトなどで公表されていますので、自分の投資地域が決まっている人は一度地域の不動産価格をチェックしてみると良いと思います。


価格下落リスクへの対応方法

  • 需要の多い地域の物件を取得する

マンションの価格下落リスクに対応するには、購入時に取得する物件はなるべく需要の多い値崩れのしない物件を選ぶことです。

日本では人口の二極化が進んでいて、人口は地方都市では減少し都心部は増加する傾向にあります。

結果、都心の物件は賃貸需要も多く、不動産価格は収益還元法によりその物件がどれだけ収益をあげられるかで価格が決まりますので、不動産価格は人口の動きに連動します。

景気が悪くなって不動産価格全体が下落する局面においても下落幅は少なくなり、回復する可能性も高くなります。

このように不動産市況全体の動きはどうしようもありませんが、不況のあおりを受けづらい地域や立地の物件を選ぶことで物件の価格下落リスクを最小限に抑えることができます。

こうして聞くと当たり前じゃないかと思う人もいると思いますが、いざマンション投資のために物件探しをすると、考慮するポイントがいくつもあるため、利回りを重視した結果、地方のあまり需要のない立地の物件を取得したということもあります。

物件選びの際にはきちんと物件の取得方針を先に策定しておき、一度物件探しを始めたら色々な意見を参考にせず自分の取得方針をもとに淡々と物件を探すということもポイントといえます。



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一般的な不動産情報サイトにはない価格情報を見ることができるので、不動産を買う時にも売る時にも参考になります。

不動産投資は物件の情報や価格情報が重要ですが、不動産会社とパイプがないとなかなか情報が入ってきません。

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