火災の出火原因の内訳ランキングと最も多い出火原因

公開日:2015年9月12日
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不動産投資をする上で建物の火災は損害金額が高額になるため、大きなリスクとなります。

別の記事で火災の発生件数や損害金額について紹介しましたが、出火原因にはどのような原因が多いでしょうか。

  • 建物火災の発生件数と損害額の推移
  • 本記事では建物火災における出火で多い原因を見ていきたいと思います。


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    火災の出火原因の内訳ランキング

    火災の出火原因の内訳
    2013年に発生した建物火災2万5,053件のうち、出火原因の内訳を見てみると以下のようになります。

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    出典:消防白書

    出火が最も多いのは「こんろ」
    出火原因として最も多いのはこんろからの出火で3,656件と全体の24%を占めています。

    こんろからの出火はこんろに火をつけたまま放置してしまったり、火をつけたことを忘れて出かけてしまったことによる出火が大半を占めます。住宅の中で火を扱う場所は限られますが、ほぼすべての人が火を扱うことになるこんろはやはり出火場所としても多いですね。

    最近ではIH型のクッキングヒーターもありますので、ガスコンロからIHに変更するだけでも2割強は火災リスクを減少させることができると考えられます。

    2番目に多いのはたばこによる出火
    次に多い出火原因がたばこで2,500件で全体の17%を占めています。寝たばこなど不適当な場所で吸って放置してしまうのが出火の具体的原因として多いようです。

    最近では世間的な禁煙志向の高まりから、たばこが吸える場所が限られたりたばこ自体の価格も高くなっており、徐々にたばこを吸う人も減っているようですが、逆にそのような人をターゲットに喫煙可として物件を貸す場合には、火災リスクへの対応は必須といえます。

    逆に物件を禁煙とすることでこのような火災のリスクを回避することができます。

    放火は最も多い出火原因の一つ
    続いて放火が2,245件で15%を占めています。5番目に多い放火の疑いと合わせると3,566件となり、最も多いこんろからの出火と同じくらいの件数になります。

    放火は備えることが難しく、検挙率も低い犯罪で厄介です。不動産投資家の目線では放火されても損害が出ないようにきちんと火災保険で対応をしておくことです。

    ただ第一は入居者の方の安全ですので消火器や避難経路を確保するのは当然として、入居時にきちんと説明してもらい入居者の方の防犯意識も高めてもらうようにしたいですね。

    冬場はストーブからの出火に注意
    4番目に多いのはストーブからの出火です。1,435件で約10%を占めています。冬場には必須となるストーブですが、どうしても可燃物との接触などで火災が起きてしまうリスクがあります。

    ストーブからの出火を防ぐにはストーブを使わないことが一番です。ストーブをまったく使わないというのは難しいですが、特に火災リスクの高い石油ストーブの使用を禁止するオーナーさんもいます。

    その他、配線器具や電話等の配線からの出火と続きます。火災は発生する確率が低く、つい注意がまわらないものですが、発生すると損害も大きくなる可能性があり、なにより入居者の方に生命の危険も及ぶ可能性がある非常に危険な事故です。

    各火災の原因を理解してそれぞれに対策を講じて、火災そのもののリスクを低くするだけでなく、万が一発生した場合にも火災保険で損失を補償できる体制を築く必要があるといえます。



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