登記簿の記載内容とチェックポイント

公開日:2015年7月7日 最終更新日: 2016年1月7日
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登記簿は普段は目にすることのない書類ですので、はじめての物件購入の時には戸惑うかもしれませんが、チェックポイントがわかっていればそこまで難しい内容ではありません。

物件購入時には必ずチェックしたい書類でもありますので、チェックポイントを確認しておきましょう。

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登記簿の役割と記載内容

  • 表題部
  • 甲区
  • 乙区

登記簿は物件の権利関係を表す書類です。

登記簿は大きく表題部、甲区、乙区に分かれ、表題部には所在地や構造など土地や建物の概要が記載されています。

甲区は所有者の変遷や所有権移転の時期、理由が記載されています。乙区は抵当権、根抵当権の内容が記載されています。

簡単に言うと、物件の詳細情報が表題部に、甲区が「誰に所有されてきたか」、乙区は「どこからお金が借りているか」を記載されているということで、これらを確認することで不動産の現在と過去の状況も含めてかなりのことがわかりますね。

契約時に登記簿をチェックする時にどのような点をチェックすれば良いか見ていきましょう。


登記簿のチェックポイント

  • 契約内容通りの物件か
  • 物件の現所有者が間違いなく売主か
  • 抵当権に怪しいところはないか

チェックするポイントも表題部、甲区、乙区でそれぞれ見ていくことになります。

まず表題部では物件の住所や面積が契約書の記載内容と相違がないのかを確認することになります。

違いがある場合は、契約書の内容に間違いとなっている可能性が高いので、不動産会社に問い合わせをします。

次に甲区では契約者の変遷が記載されていますので、最新の契約者が契約上の売り主となっているかを確認します。

最新の契約者が売主となっていない場合、手付金をだまし取る手付金詐欺の可能性がありますので、すぐに不動産会社に確認しましょう。不動産取引ではこの手の詐欺が多く注意が必要ですので必ず確認をします。

名前を偽っている可能性もありますので、売り主が所有者である点は契約当日に身分証明書を確認するようにしましょう。

乙区では「どこからお金を借りているか」が記載されています。これらの内容は現所有者が融資を受けた時の記載なので、自分が購入すると担保権を抹消して所有権の移転がされるので、記載内容は変更されます。

チェックしておいた方が良いのは、現所有者がどこから融資を受けてこの物件を購入したかです。普通の金融機関であれば特に問題ありませんが、ノンバンクや怪しい金融業者からの抵当権が設定されている場合、銀行からお金を借りられない何かしらの理由があるということです。

怪しい人の場合は担保権がちゃんと抹消できるか必ず確認をするようにしましょう。多くの抵当がついている場合も同様に注意が必要になります。

登記簿に関するチェックポイントは以上になります。

基本的には契約の対象となる不動産の情報が間違いないかを確認して、オーナーが間違いなく売り主であることを確認します。

そんなに難しい内容ではありませんので、十分自分ひとりで確認できる内容です。

何度か確認をしているととてもポピュラーな書類となりますので、ぜひチェックをしていってどんどん慣れていければと思います。



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