マンション構造におけるラーメン構造、壁式構造の特徴や違い

公開日:2015年9月18日
最終更新日: 2015年12月30日

物件の構造には木造やRC造などの建物の素材による違いがありますが、工法による構造にもいくつか種類があります。

マンションの構造によってはメリット、デメリットがありますので、中古物件を取引する場合もそれぞれの特徴を頭に入れておく必要があります。

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工法による物件構造の違い

  • ラーメン構造:柱と梁の枠組みで物件を支える物件構造
  • 壁式構造  :壁と天井、床などで物件を支える物件構造

工法による物件構造には「ラーメン構造」と「壁式構造」という2つの構造があります。


ラーメン構造の特徴

ラーメン構造とは柱や梁をしっかりと結合し、建物全体を支える建物構造のことをいいます。柱と梁の骨組みで建物を支えるので、壁などに耐震性のあるものを使わなくてもある程度の耐震性が確保されます。

ラーメン構造の名前の由来はドイツ語で、「枠」とか「額縁」という意味があります。柱と梁で枠を作り、その枠で建物全体を支える構造からこの名前になっています。

ラーメン構造のメリットは建物空間内を自由に使える点で、骨組みで建物ができているので、壁などは自由にいれることができ、リフォームをする際にも間取りの変更などを柔軟に行うことができます。

また低層の物件から高層マンションにも対応可能ですので、幅広い物件でラーメン構造が使用されており、5階建て以上のマンションはほぼラーメン構造の物件といってよいでしょう。

一方で柱や梁の場所は決まっており、室内に柱や梁の出っ張りがでてしまい、居住空間が狭くなったり、家具の配置が難しくなる場合があるなどの欠点があります。

また柱を垂直に立てて梁と結合しているので、横揺れに弱く、地震の際には柱と梁の結合部に強い力がかかるので耐震性については壁式構造よりも低いと言われています。


壁式構造の特徴

柱や梁で支えるラーメン構造に対して壁式構造はその名の通り壁によって建物を支える構造です。

ラーメン構造が柱や梁という「線」で建物を支えているとすると、壁式構造は壁や床、天井などの「面」で物件を支えるという違いがあります。

壁式構造はラーメン構造と比べると、必要な梁や柱が少なく済むので、室内に出っ張りができることもなく、広く室内を使用することができ、コストも安く上がるというメリットがあります。建物を支えられるほどの強度に優れた壁で建築することになるので、防音性や遮音性にも優れていることが多くなっています。

さらに壁全体で建物を支えることになるので、耐震性にも優れており、古い物件であってもそれなりの耐久性があると言われています。

阪神淡路大震災の時には壁式構造の物件の被害が少なかったということもあり、耐震性について新ためて評価を実証しました。旧耐震基準のマンションであっても阪神淡路大震災で1棟もつぶれなかったという話です。

一方、壁式構造は建築上の制約の関係から高層物件には使用することが難しく5階以下の低層の物件に使用されることがほとんどです。

また壁で物件全体を支えているため、大きな窓を設置することが難しかったり、建築後のリフォームの自由度が低いなどの欠点があります。

壁式構造で作られた中古マンションを購入すると、リフォームの時に間取りの変更ができないなどのトラブルになることがありますので、購入時には構造をきちんと確認しておく必要があります。


購入前に物件構造はチェックする

物件の構造について見てきました。それぞれの構造にメリット、デメリットがありますが、高層マンションに限らず多くのマンションはラーメン構造によって建築されています。

最近のラーメン構造の物件には先にあげた柱や梁のでっぱりがないアウトフレーム工法が使われたり、ラーメン壁式構造と呼ばれる両方の構造のいいとこどりをした物件もあります。

個人的には不動産投資家が物件探しをする際の構造で気にするべき点は、壁式構造であればリフォーム時の制約があると頭に入れておく程度のような気もしますが、一つのチェック項目として構造の違いもあると理解しておくと良いですね。



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