有利な融資を受けるために金融機関に投資経験を認めてもらう方法

公開日:2015年7月23日
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不動産投資をする上で融資を受けるの一般的ですが、融資を受けるためには融資審査を通る必要があり、融資希望者の属性は厳しくチェックされます。

そのため、融資を受ける前に先に実績を作るという考え方もあります。


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有利な融資を受けるために先に実績を作るという考え方

融資審査では融資希望者の年収や勤務先、勤続年数などで安定した収入があるかどうかがチェックされます。

安定した家計収支であれば賃貸経営で得た家賃を他のことに使う心配も少ないですし、賃貸経営がうまくいかなかった場合も収入から融資金額を返済することができます。

属性の審査では収入の安定性を評価する年収や職業のほかに、融資希望者の投資経験もチェックします。

投資経験もない素人では仮に良い物件に投資したとしても、損失を出す可能性がありますし、きちんと返済をしてくれるかも怪しいですからね。

投資経験があるということは、過去にきちんと収益を出しているということであり、融資を受けていればきちんとローンを返済したということの実績になります。

貸したお金が返済されないことを何より恐れる金融機関にとって、この実績があるとないでは大きな違いで、経験のないまたは浅い投資家には銀行は審査で厳しい評価をします。

そのため、不動産投資家としては経験が浅いうちは、よほど属性の評価が良くないと融資の審査は通りません。

融資が通らない人はまず金融機関に認められる不動産投資の経験を積み、経験を積んだ後に融資を受けて投資額を拡大していくというのが結果的に成功への近道となります。


金融機関に認められる不動産投資の経験

  • 複数件の投資物件を所有している
  • 確定申告で不動産所得を申告している
  • 黒字経営をしている

金融機関に認められる不動産投資の経験は、複数件の投資物件を所有して不動産所得を得て確定申告をすることです。

1件ではまだ初心者投資家で、複数の物件を所有、管理していることではじめて金融機関は不動産投資家として評価をしてくれます。

さらにこれらの物件からきちんと利益を得て、不動産所得が発生して確定申告をしていることも重要です。

不動産所得を確定申告するということは黒字経営をしているということですし、金融機関は収入の証明として税金がものさしとなりますので納税の実績は非常に重要です。

そのためまずは現金や身内から借りたお金で不動産を2件所有し、確定申告をきちっと黒字ですることで不動産投資の経験を金融機関に認めてもらうことができます。

投資金額がほぼ自己資金となると、あまり高額な物件には手が出ないと思いますので、区分所有の物件を購入して取得するのが現実的な路線です。

不動産投資の初心者には取引金額が少なくリスクも少なくなるのでうってつけですし、まずは区分所有で名実ともに経験を積むのが不動産投資最初の一歩としては最適だと思います。



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