満室の1棟アパートを売却する理由とタイミング

公開日:2015年7月31日
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知人の不動産投資家の人が今度1棟もののアパートを売却するそうです。

ここまでであれば何も珍しい話ではないのですが、そのアパートは長く満室経営を続けている物件なのです。

不動産投資において満室経営はある意味で理想的な状態です。家賃収入もマックスで入ってきますし、銀行、不動産屋の印象も最高です。

不動産投資家なら誰もが満室経営を目指すものですし、せっかく満室になった物件を当初の出口戦略以外の状況で売ろうと思ったことは私にはありません。

それくらい意外でしたので、一体なぜ満室の収益不動産を売ろうとしているのか理由を聞きました。

すると彼はその理由を端的に教えてくれました。

要は新しいビジネスを始めるということで、ビジネスを始めるにあたって身軽になりたいし、もしもの時のために自己資金を厚く持っておきたいということでした。

そのためいくつかの物件を除いて多くを売りに出しているとのことでした。

もちろん今お金に困っているわけではないので、売却価格も割安ではない水準で売りに出しているようで、指値の状況を見て順次売却を検討するようです。

投資としては満足のいく結果が出ている場合でも売りに出されることがあるのだと私はとても勉強になりました。

なんとなく今市場に出回っている物件はこれまでの投資家がうまくいかなかった物件か、相続などの理由で売却される物件だと思っていたので一工夫しないと高収益を出すことは難しいと思っていました。(もちろん格安で物件を購入できれば高利回りは出ますが)

しかしこの物件に関してはすでに物件の入居者がすべて埋まっていて、その埋まった条件もすべてわかります。地域の戦略も立てやすいですしなにより安定的な収益を得ることができます。

このような物件が出回ることもあるのかと少し驚きました。

知人は割安ではない価格で売りに出しているので、今はお宝物件とは言えない物件ですが、知人もそのうち売却したいと考えているのでどこかのタイミングで価格を下げることになるでしょう。

その時かなりの確立でお宝物件になるのでしょう。

収益不動産の情報収集をしていると、割高な物件ばかりですので、売り主の人は強欲だと感じていましたが、今回のケースから見ると売り主も売り時を見計らっていて、まず高めの値段を提示してどれくらいの指値が入るかをチェックしているのです。

これまで見た割高な物件は様子見のフェーズだったのかもしれません。

ですので、物件自体が魅力的であれば気遅れすることなく、自分の希望価格で指値を入れてお宝不動産を作りだせば良いのです。タイミングがあえば運良くお宝不動産をゲットすることができますし、だめでも今はまだタイミングじゃなかったとその後もウォッチを続けていけば良いだけです。

知人が売主になったことで、予定通りの出口戦略以外で物件を売却する側の気持ちが少し理解できました。

相手の気持ちに立つことで見えない景色が見えてくることもありますので、このような不動産投資仲間の話は大変参考になる体験談でした。



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